彼の言動よりもその背景の「気持ち」に不安になったのではちょいちょいちょい。深呼吸しなさい。

「彼氏がどう考えててもいいけど、わざわざそんなこと言わないで欲しかったなーって思います」
もし彼氏の結婚観を聞かずにいたら、後ですれ違ったときに「そういう結婚観なら先に言ってほしかった」とか言うんじゃないか？彼氏の結婚観、知らずにそういう年齢に到達するより、知ったほうがいいと思うぞ。

「私は25前に一人目の子供欲しいと思っているので、この人とは続いても23くらいで終わるんだー、と思い」
これがよく分からなかった。つまり彼とは結婚観が合わないから結婚できないことが確定で、だったら23ぐらいで別れて他の人に乗り換えることが確定なんだなと思った・・・ということか？

ふぬー。ずばずば君の問題点を言わせてもらうぞ。

まず彼と価値観をすり合わせていくという考え方が君に一切ないんだよな。彼が28で結婚と思っていたら、ハイ終了、ってそれじゃ誰ともやっていけないぞ。そりゃ考えてることがみんな違って当たり前で、結婚に関する年齢も、住む場所のイメージも、子供の人数も全部考えが一致してる人なんか見つかるわけがないんだから。

彼の今の考えが分かった、君と違った、二人で過ごしていく中でお互いにイメージが共有されていって何か一つにまとまっていく、ってのが恋愛の自然な姿だと思う。君は彼の結婚観にショックを受けて、もうダメだぁ、みたいな感じになってるけども、校長からすれば何も問題が起きてないと思う。

それに当たり前だけれども恋愛は相手のあることだし、思い通りにはいかないから。君の考えも言わないで「私は25前に一人目の子供欲しいと思っているので」ってそれが結論のように言ってしまうのはどうかと思う。二人とも価値観はどんどん変化していく。決定的に相容れないものとなったときに、あぁダメだ、って思うのは分かるけどな。まだ何も始まっていない。

ただ・・・

なんで君が彼の言葉を聞いて寂しくなったのか、だよな。「私の結婚観と合わないから」ってだけだろうか。そういう理屈の上でのすれ違いではなくて、例えば彼がそんなに結婚したそうではない感じがしたとか、年齢でそういうことを決めるような冷めた感じが嫌だったとか、そういうことが心にあったと思うんだよな。たぶんそこなんだと思う。最大の引っ掛かりは。

きっと君は、婚前交渉も許さないぐらい不信感が強いとか怖がりだし、愛をしっかり感じないともうすねて自分から終わらせようと思う人なのかもしれない。風船を割られるのは怖いから、自分で割るような人。だから彼のそぶりに不安を感じると、結婚観の違いとかを掲げて「ハイしゅーりょー。さようならー」というほうへいきたくなるんじゃないか？

まぁできれば「私は25ぐらいで一人目が欲しいから、がんばろね！」とか言ってニヤつけばそれがいいだろうと思うけども、過ぎたことはいいとして、そんなに気にしなくていいと思うぞ。それよりもただ二人が仲良くいられることを大事にして、そういう日々の中で君の価値観と彼の価値観をすり合わせていけばいいだけだと思う。それはごく普通のことだけどな。「キー！もう終わり！」よりはずっといいと思うぞ。

君はなかなか素直になりづらくて一筋縄ではいかなさそうだ。
自分の傷つきやすさを自覚して弱り素直になるあたりが今後の壁になりそうだな。