婚約中の彼が、二人のことを秘密にしたがる
校長
30歳女性です。
4月お見合いで出会った34歳男性から、8月プロポーズされ承諾しました。
9月に一旦彼から関係の凍結を言い渡されたのですが2週間で思い直したようです。すぐ復縁しました。
今月お互いの両親への挨拶を済ませ、来月には正式に婚約という形になりました。
来年の春に式を挙げようかと話しています。ここまでお世話になりとても校長には感謝しています。
ところで相談です。
彼は自立型の人で、プライベートを人に知られることをとても嫌がります。
私にもその基準で求めてくるのですが、過剰介入に感じます。校長のコメントが欲しいです。
9月にいったん関係解消を言い渡された時、私はすぐ親に話してしまいました。
今から考えると事態を大げさにしたしもっと別の人に相談すべきだったと反省しましたが、
彼にこてんぱんに言われて本当に関係が終わったと思ったのであのときは仕方なかったとも思います。
ただ、先週再度結婚を承諾してもらうため彼が私の実家に行ったときに、
両親にも、また別に会った祖母にも、この9月のことが何だったのか心配、とつっこまれて
彼がへこんでしまったようです。
家族に自分たちのことは話さないで欲しいと言われました。
そこまではまあわかるのですが、
友人やきょうだいにも話さないでほしいと言います。
別に私も、性的なことなどは誰にも言うつもりありませんが
既婚の友人に婚約以降結婚までの細かいことを聞きたかったりして、その時に自分のことを少し話すのは普通だと思います。
しかし彼としてはことごとく秘密にしてほしいようです。私の友人に会うのは嫌がるのに、
「誰に」「何を」「どこまで」話しているのか管理したい、と言われました。
彼自身は自分の親きょうだいにもほとんど個人的なことは話さず
友人とは浅く広くの付き合いで、人の話は聞くけど自分のことは聞かれても内緒だそうです。
今まで関係のあった女性たちには絶対自分のことは話させなかったと言います。
蛇足ですが、かといって付き合ってたわけではない、と言うので、、、そんなこと可能か?と思います。
さらに蛇足ながら、一人で思いつめるから自分の気持ちを無視して婚約解消とか言い出しちゃうんじゃないかと思います。
友人やきょうだいに彼のことで相談してもそのことをぜーんぶこの人には内緒にしとけばいいのか、とも思いますが、
でもこの人と付き合うかぎり(あと何十年?)そんな気をまわさなきゃいけないのかとややうんざりします。
私の実家に行ったばかりでへこんでるだけなら一過性で済むかと思いますがそれだけで済まない気がします。
私が誰にどう話すかは自由なはずだし、いちいち管理されたくない、
楽しいことや嬉しいこと、悩みを誰かと共有することで気分が良くなったり問題が解決することもあるし、
今までと変わって話さなくなることは周りの友達と距離を作れと言われているようで嫌だ、
それに秘密が守れる人にしかもともと話してない、
だけどあなたが嫌な気持ちはよくわかったから今後嘘をつかない範囲であまり話さないようにする
と話しました。
まだ彼は納得していないようです。嘘をついてでも(目撃情報を打ち消してでも)話してほしくない、と。
ねばるしかないかなと思いますが、自立の人ってこんなですか?疲れる…。
いつも長くなってすみません。
ま、結局愚痴なので書いてすっきりしました。でもせっかくなので送っときます(笑)
もし何か男目線なり校長目線で気づくことなどあったら教えてくださると嬉しいです。
彼には結婚への覚悟がまだできていないのだと思うまぁこのぐらいのトラブルはあるな。結婚しようと思ったら、なんだかんだ、ある。校長もあまり自分らのことを人に話してほしくない性格だから、彼の気持ちは分かるんだけれども、ここは残念ながら彼に折れてもらわなくちゃいけないところだと思う。
君の言う通り、自立の人というのは、とにかくいろいろなことが把握とか管理できない状態になるのが怖い。その上に、感情とか気持ちに関することが人に知られるとか外に漏れだすのを嫌がる。なぜなら、っていうと長くなるから簡単に言うと、自分が崩れたくないからなんだよな。人から影響を受けたくない人は、自分に関することは外に漏れ出てほしくないし、気持ちというのも外に出ると「弱点」のようになってしまうから。
怖がりなんだよな、自立というのは。アウエーも苦手。知らない場所への海外旅行もできればしたくない。留学とかいかない。よく知らない流行などには懐疑的。とか。
プライベートを人に知られたくないのは分かるんだけれども、結婚するとそうもいかないんだ。もちろん全てを明かす必要はないけれども、結婚をするなら、「完璧に二人だけの問題」というわけではなくなる。相手の親族とも結婚するのだし、相手の友人たちとも結婚するんだよな。相手の人生は、その周囲の人もあっての、その人なんだから。
だから守られるべきプライベートの範囲というのが、結婚に際して、若干緩くなるのは仕方のないことだと思う。彼が覚悟しなければならないものの一つだと思う。もちろん「どこまで」ってのはあるぞ。だけれども彼の言うような、何もかも管理させろ、二人のことの全てを言うな、なんてわけにはいかない。
恋愛と結婚は、違う部分もある。背負うものもつながるものもオープンになることも増える。結婚って、誓いだよな。付き合う、というのも誓いだけれども、結婚というのはもっと強い誓いだ。強い誓いだからこそ、書類を提出し、より公式に社会に関係性を明らかにし、広く認められたカップルになる。だから、恋愛のときより関係者が増えて、若干相手の親が口出しをする余地が増えたり、二人のことがみんなの目に多少は晒されるというのは、仕方のないことだと思う。
まだ彼には結婚というものに伴う様々なつながりへの覚悟がないのだと思うなぁ。そしてそれはまだ今の段階では仕方のないことかもな。この婚約中という過渡期に、面倒くさいことが増えて、彼が抵抗を示すのも仕方のないことだと思う。けれども、彼にはこれは受け入れてもらわなくてはいけないことだとも思う。
あまり彼を追い込まないほうがいいぞ。結婚って、私はこういうものだと思うけど、ってのを粘り強く伝えていくしかないだろうな。
何より、ご婚約おめでとうございます。