父親に夢を潰されてから許せない
まいな22歳です。
ごめんなさい、吐き出させてください。
もうわからなくなってしまって…。
DVの父のもとに育った私は、今まで従順に強かに生きようと思ってきました。
大人しくいうことを聞いていれば生活費諸々資金援助してもらえるから。お金に関してだけは、感謝しています。でもそれ以外は許せません。身体障害者で苦労していた母をさらにDV追い詰め、精神障害者にさせた。
私も、誰のお陰で今まで生きてこれたんだ!って言われてきました。確かに、食べることで困ったことはありません。彼は健常者、長年ちゃんと働いて来年には定年です。世間から見れば、お金を出してくれるだけいい父親かもしれません。
でも、私は父を恨んでいます。
私の夢だった声優という道を最後の最後で踏みにじり、邪魔をした。一晩怒鳴り続け罵声を浴びせ、物を投げつけた。私は一気に病んで、受かっていたオーディションを全て蹴ることになりました。結果が出て、少しでも父が認めてくれたと思っていたのに…。絶望的な気持ちでした。
それから生きていく意味を見失って、一年ニート、一年接客業でフリーターをしました。二年間で荒れに荒れた部屋を片付けながら次の働き場所を探していた矢先に今日、10日経っても働き先が決まっていない、不安で夜中まで寝れない日々が続いている私をキチガイだと言ってきました。お前もあいつと一緒だ、キチガイだ!!と。
もう怒りと悲しみと憎しみでぐちゃぐちゃです。いつもいつも、父は私が前向きになってきたらトドメを差してきます。声優になる手前の時も、今回も…。
私が甘いのはわかっています。所詮フリーターだった身。22にもなって就職せず、少ない給料で生活費をまかなっていただけ。離れたいなら、今すぐにでも就職してがむしゃらにお金を貯めて父を押しきってでも家を出ればいいのだと。
でも、頑張れなくて。フリーターで手一杯でした。働いてる時以外はほとんど寝て過ごしてました。なにも、生きてる意味もわからなくて。声優の夢を目指している私は、あんなにいきいきとしていたのに。周りにも期待されて大きい事務所にも受かっていたのに。なんで潰したって。二年の前のことなのに、私はそこから動けないままです。自分のやりたいことをやること、自分の理想を追い続けることが私の頑張りの支えだったけど、今はそれもありません。
死んでやろうかって思います。私が死んだ方がこれから先金がかからなくて済んで嬉しいだろう。娘を自殺させた親として後悔しろ、孤独になれ、独りになれって。DVをふるう奴は、ひとりぼっちになるんだってことを思い知れ!
そう、憎しみの気持ちが沸いてきます。
感謝してる気持ちも確かにあるけど、もう何年もこんなことの繰り返しで、悲しくて辛くてもう気持ちの行き場がありません。
負けたくない、いずれは結婚して幸せな家庭を築きたいけど、それは叶うんでしょうか。このまま負けてしまって心を失ってしまった方が楽な気がします。
どうしたら強く生きれるのでしょうか。父のことを受け流し、信念を持ち挫けることなく前へ進んでいけるのでしょうか。今までも耐えて頑張ってきたのに、これ以上どう頑張ればいいのかわかりません。出口が見えません。
こんなこと今まで誰にも言えませんでした。重いし、引かれるなと思って。でももう溜め込むのも限界でした。
目を通していただいて本当にありがとうございました。
何もアドバイスはできないが・・・無限に時間があれば、父親に何があってどういう心の経緯でこうなっていったんだろうって、知りたいけどな。まぁここで父親の背景に思いを馳せても広がり過ぎるだけか。
よく伝わってくるな。やりきれない気持ちが。
二年前の事件、たった一回で人生を棒に振るなんて、生きる意味を失うなんて、と思う人もいるかもしれないけれども、そうじゃないんだよな。それまでには母親を父親が追い詰めてきたとか、君も、ずっと我慢してきた背景があってのことだから。やっと成果が出たかというときに、一晩怒鳴られまくって、ガラガラと崩れたのはよく分かるぞ。
家を出るにも母が心配だったりいろいろあるかもな。もう絶望してあがく気持ちも失ってしまったんだろう。
「負けたくない、いずれは結婚して幸せな家庭を築きたいけど、それは叶うんでしょうか」
それはもちろん叶うさ。まだまだ何も決まってない。でも二年前に失ったと感じているものが大きすぎて、そのトゲが抜けず、なかなか前を向けない。どうしたらいいんだろうな。
校長ならどうするだろうって思ったら、まぁやっぱり君とは違うし状況もよく分かってるわけではないから好き放題言うけども、ダメもとで声優の事務所とやらにかけあうかなぁ。まぁ向こうも事情があろうし話を聞いてくれるわけがないと思うけども、なんか裏技で、家庭の事情で動けなかったけれどもやっと動けるようになったとかゴニョゴニョ言ってチャレンジできないかと問い合わせるかなぁ。
死んでやろうかなんて、やっぱりどうしても悔しくてな。こんなに理不尽な人生だったんだから、なんかやらかしてからじゃないと、無理の一つや二つぐらい通してからじゃないと、死ぬに死ねないと思うから。
君のを読んでいて、人のせいにばかりしている、とかは思わなかった。同じような道を辿れば、校長もきっとそうなっていた、と思った。だから二年間ろくに前進できなかったってのもよく分かるんだよな。校長も、君ほど苦しんでいたわけではないけども、二年ぐらいなーんもしないで道に迷った時期があったし。そこに父親の横暴まで加われば人生捨てたくもなるだろうな、と。
それでも、この四方に立ちはだかる理不尽という名の壁を、そろそろぶっ壊してほしいし、それしかないなと思う。やり方は分からない。さっき校長が言ったのも絵空事かもしれないし、絵空事だと諦める心もまた一つの壁なのかもしれないから、難しいけどな。でもこのままじゃやっぱり死ねないから。理不尽という壁に殺されるまで、壁を叩きまくってほしい。
「どうしたら強く生きれるのでしょうか」
なれないさ。ただ涙を拭いながら進むだけだ。校長がDJならここで「アンパンマンのマーチ」でもかけるところだが。ちょっと聴いてみなさい。
何もアドバイスできてないけどな。
幸せは来るし、まだ終わってない。それだけは言える。